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おひさまひろば(おひさまクリニック) - 記事一覧
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発行日時
見出し
2024.10.06
黒部ダムへは乗り物がいっぱい (7)
<p>(つづき)</p><p> </p><p>船から降りて、犠牲者の碑を訪れ、そのあと黒部ダムを離れます。</p><p>そとは日差しが強く、昼を過ぎて暑くなってきたので</p><p>トンネルの中は涼しくて過ごしやすいため</p><p>のんびりと歩いていたら奥から大きな声がします。</p><p>「もうすぐ出発ですよ!」</p><p>時刻表は確認していて、次のバスと思っていたのに</p><p>我々を待って出発、みたいな雰囲気になっていたので</p><p>またまた走る羽目に・・一便早いバスに乗り込みました。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241006/13/msugai/39/f2/j/o1533115015494682685.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241006/13/msugai/39/f2/j/o1533115015494682685.jpg" width="420"></a></p><p>(関電の電気バス。Nゲージです。ダッシュして乗り込んだので本物のバスの写真は撮り損ねました)</p><p> </p><p>バスはトロリーバスと同様、トンネル内の架線から電気を受けて走ります。</p><p>トンネルの中をずっと進みますが、ここにも破砕帯があり、</p><p>難工事であったことが偲ばれました。</p><p>トンネルは扇沢というところで終わり、ここで黒部ダムの一連の乗り物は終了しました。</p><p>ここからはバスや鉄道を使って富山に戻ります。</p><p>戻り方は二つ考えていて、長野にバスで出てそこから新幹線。</p><p>もう一つは大町までバスで出て、そこから在来線、糸魚川から新幹線。</p><p>後者を選んで移動することにしました。</p><p> </p><p>JR大町駅に着くとそこは街の中心からずれているのか、めぼしい店などはなく、</p><p>しかも35℃くらいの猛烈な暑さと強い日差しで</p><p>外に出たいとは思わず、列車を待ちました。</p><p>黒部から降りてきた観光客はたくさんいましたが、</p><p>大町から松本に向かう人が大半でした。</p><p> </p><p>JRに乗り込んで、ゆっくりと川沿いのルートを進みます。</p><p>青木湖という湖の存在は来てみてわかりましたし、</p><p>スキー、ジャンプで名高い白馬村も</p><p>はじめて目にできました。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241006/13/msugai/e7/f0/j/o1150153315494683000.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241006/13/msugai/e7/f0/j/o1150153315494683000.jpg" width="420"></a></p><p>(ちょっと雲がかかって北アルプスが見えにくく残念でしたが、</p><p> 白馬村のスキー場が遠いけどよく見えました)</p><p> </p><p>乗り換えを経て県境を越えて富山県に入りましたが、</p><p>風景はずっと変わらず、海に近づくまでずっと山あいを進みます。</p><p>山と海が近い地形的な特徴が体感できました。</p><p>(途中のフォッサマグナミュージアムやフォッサマグナパーク(露頭)は</p><p> 大変興味深かったのですが、これはまた別の機会・・)</p><p> </p><p>終点の糸魚川でついに最後の乗り物、北陸新幹線に乗ります。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241006/13/msugai/ea/e7/j/o1533115015494683050.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241006/13/msugai/ea/e7/j/o1533115015494683050.jpg" width="420"></a></p><p>(敦賀行きの北陸新幹線です)</p><p> </p><p>二つ目の駅が富山で、ここで下車。</p><p>一体いくつの乗り物に乗ったか、という一日でした。</p><p>いくつかの場所はまた来てみて、じっくり歩いてみたいと思いました。</p><p>(これだけ魅力ある地域なので、一日ではもちろん無理があります・・)</p><p> </p><p>(この項、おわり)</p><p> </p><p> </p><p> </p>
2024.10.05
黒部ダムへは乗り物がいっぱい (6)
<p>(つづき)</p><p> </p><p>はぁはぁいいながら黒部ダムのレストハウスと反対側の</p><p>船着き場に到着しました。</p><p>船はちょうどそこに到着して乗客が降りてきて</p><p>次の乗客が待機しているところでした(間に合った!)</p><p>標高1480m、日本最高所にある遊覧船です。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241005/15/msugai/2a/e9/j/o1533115015494323575.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241005/15/msugai/2a/e9/j/o1533115015494323575.jpg" width="420"></a></p><p>(上の窓はきつい角度を見上げるために存在しています。</p><p> たまにバスでもこういう窓が必要だと感じる観光地があります)</p><p> </p><p>船に乗り込もうとするとそこに</p><p>「ありがとう 55年間」というポスターが貼ってありました。</p><p>実は今年でこの船はラストイヤーで、</p><p>後継の船になるのですか?と係員さんに聞くと</p><p>もうこれで船はおしまいで、後継はありません、とのことでした。</p><p>たまたまでしたが、乗ることができたのはラッキーでした。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241005/15/msugai/2e/76/j/o1150153315494323383.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241005/15/msugai/2e/76/j/o1150153315494323383.jpg" width="420"></a></p><p>(救命クッションの使い方の絵。図案が55年前の時代を感じさせます)</p><p> </p><p>船は意外にスピードがあり、ダムからぐいぐい離れていき</p><p>黒部湖の奥へ奥へと進んでいきます。</p><p>両サイドはまさに壁のような山がそそり立ち、</p><p>隆起した地層がきれいに見えるところもありました。</p><p>道路や小屋もたまにみられ、</p><p>ここにどうやって来るのだろう、と非常に不思議に思いました。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241005/15/msugai/a8/87/j/o1533115015494323475.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241005/15/msugai/a8/87/j/o1533115015494323475.jpg" width="420"></a></p><p>(湖側から見た黒部ダム。これが見れるのも一般人にとっては今年が最後、かな?)</p><p> </p><p>黒部ではいろいろな乗り物に乗ることになる、</p><p>とはわかっていましたが、船に乗れるとは思ってなかったので</p><p>印象に残りました。</p><p> </p><p>**この船がどうやって黒部湖に来たかについて聞くと</p><p> このあと通る「関電トンネル」を通って部品を運んで</p><p> 湖で組み立てたそうです。</p><p> </p><p>(まだつづく)</p><p> </p><p> </p>
2024.10.04
ままなびフェスタ2024 と 助産師さんのしごと
<p>(黒部の記事はひとやすみ)</p><p> </p><p>まずは、広告ですが、</p><p>10/6に釧路町遠矢の釧路町公民館で</p><p>「ままなびフェスタ2024 with 防災」が開催されます。</p><p> </p><p>以前開催されていた、マタニティアイさんのクリスマス会</p><p>(申し込みの電話が鳴りやまない、伝説の?キラーコンテンツでした)</p><p>がコロナ禍を経て発展的に変わって開催されるようになった催しです。</p><p>今回が3回目とのことですが、昨年は私も参加してなかなか楽しい会でした。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241004/21/msugai/68/c2/j/o1150153315494076856.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241004/21/msugai/68/c2/j/o1150153315494076856.jpg" width="420"></a></p><p>(お時間がある方はぜひ! トイレの話も興味深いです)</p><p> </p><p>ご近所で長いことお世話になっているマタニティアイさんですが、</p><p>先日、FMくしろの「おひさまひろば」に出演していただきました。</p><p>これまで何度もご出演いただいているのですが、</p><p>今回は「助産師さんのしごと」という、ストレートなテーマでお話しいただきました。</p><p>どうして助産師さんになったのか、から始まって成瀬院長の優しくて謙虚でいて</p><p>まったくぶれない佇まいが学びになる収録でした。</p><p>FMくしろさんのHPからポッドキャストに進んでいただくと</p><p>放送済みの前編が聞けますので、興味ある方はぜひチェックしてみてください。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241004/21/msugai/39/9e/j/o1533115015494080344.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241004/21/msugai/39/9e/j/o1533115015494080344.jpg" width="420"></a></p>
2024.10.03
黒部ダムへは乗り物がいっぱい (5)
<p>(つづき)</p><p> </p><p>さて、ようやく黒部ダムに到着しました。</p><p>到着時刻が10:20ころで富山駅を出発しておよそ5時間、</p><p>乗り継いだ乗り物が多すぎて、もはや時間の感覚はありません。</p><p> </p><p>とりあえず、ダムの端から端までを歩いて</p><p>今度は放水がよく見えるところまで登っていきます。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241003/23/msugai/5f/59/j/o1150153315493767985.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241003/23/msugai/5f/59/j/o1150153315493767985.jpg" width="420"></a></p><p>(黒部湖駅のトンネルを抜けて歩いて行けるダムの上。</p><p> 正面の壁のようなところに階段が張り付いているのが分かります)</p><p> </p><p>この壁に張り付いているような階段がけっこう恐ろしい・・</p><p>体を硬くしながらなんとか登って放水が見えるところまで行きましたが、</p><p>風が吹くたびに足がすくみます。。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241003/23/msugai/19/79/j/o1533115015493768082.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241003/23/msugai/19/79/j/o1533115015493768082.jpg" width="420"></a></p><p>(よく見るとダムの壁に何人もの作業員がいて迫力を倍増させています)</p><p> </p><p>階段を何とか登り切って、こんどはレストハウスに向かいます。</p><p>そう、ダムカレーです。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20241003/23/msugai/31/e7/j/o1150153315493768030.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20241003/23/msugai/31/e7/j/o1150153315493768030.jpg" width="420"></a></p><p>(ダムに見立てたごはんで仕切られている、元祖ダムカレー。</p><p> 緑の方が辛いです)</p><p> </p><p>とりあえず、放水も見たし、ダムカレーも食べたので</p><p>当初の目的を達したと満足していたら</p><p>ダム湖の上に船が。。これは乗ってみたい!</p><p>もう間に合わないよ、という案内所の人の声を振り切って走り出し、</p><p>ダムを逆走してトンネルに戻り、脇道をかけていくこと十数分、</p><p>船の姿が目にはいりました。</p><p> </p><p>(つづく)</p>
2024.10.02
黒部ダムへは乗り物がいっぱい (4)
<p>(つづき)</p><p> </p><p>大観峰からこんどはロープウェーで降りて</p><p>黒部平に向かいます。</p><p>(すでにいろいろ乗ってこんがらがっている)</p><p>ここは支柱がないロープウェー、と説明されました。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/20/msugai/aa/01/j/o1150153315492577910.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/20/msugai/aa/01/j/o1150153315492577910.jpg" width="420"></a></p><p>(ダム湖である黒部湖を見下ろしながら下るロープウェー。たしかに支柱はない)</p><p> </p><p>支柱がない、ということはこのロープとゴンドラの重さを支えるため</p><p>両端に相当な力が加わっていると考えられます。</p><p>巨大なつり橋を思い浮かべると、いったいロープの端はどんな構造になっているか</p><p>とても気になりました。。。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/20/msugai/05/26/j/o1533115015492577740.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/20/msugai/05/26/j/o1533115015492577740.jpg" width="420"></a></p><p>(黒部平の展望台。ダムの一部が見えます)</p><p> </p><p>黒部平に到着して、ちょっと展望台を見た後、</p><p>ダムまでの最後の乗り物、ケーブルカーに乗ります。</p><p>いったい自分がどこにいるのか、地図で確認している間に</p><p>目的地 黒部湖 に到着しました。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/20/msugai/61/0a/j/o1150153315492578004.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/20/msugai/61/0a/j/o1150153315492578004.jpg" width="420"></a></p><p>(ケーブルカーの写真を撮っている間にも「立ち止まらないで」と係員の方に注意されました</p><p> 斜度もきついし危ないのと出発時間がタイトなこともあるのでしょう)</p><p> </p><p>おさらいすると、ここまで来るのに富山駅から</p><p>電車→ケーブルカー→バス→トロリーバス→ロープウェー→ケーブルカー</p><p>と乗り継いできました。</p><p>黒部湖駅のトンネルを進んでいくと行く手には</p><p>いよいよ黒部ダムです!</p><p> </p><p>(つづく)</p><p> </p>
2024.10.01
黒部ダムへは乗り物がいっぱい (3)
<p>(つづき)</p><p> </p><p>室堂からはトロリーバス、という乗り物に乗ります。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/20/msugai/1b/dd/j/o1533115015492575652.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/20/msugai/1b/dd/j/o1533115015492575652.jpg" width="420"></a></p><p>(今年が最後、とのことです 来年からは何になるんだろう?)</p><p> </p><p>トロリーバスというのは、架線から電気をもらいながら走るバスで</p><p>バス、とは言いながらカテゴリーとしては 電車 になります。</p><p>(電車なのにタイヤ、、札幌の地下鉄をイメージしてしまう)</p><p> </p><p>トンネルの中をひた走るのですが、途中で青いライトアップに出会いました。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/20/msugai/8c/cc/j/o1150153315492573870.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/20/msugai/8c/cc/j/o1150153315492573870.jpg" width="420"></a></p><p>(いわゆる破砕帯、です)</p><p> </p><p>破砕帯とは断層に沿って岩石が砕けた帯状の部分で、</p><p>黒部ではそこに北アルプスの大量の水がしみ込んで軟弱になっている層のこと。</p><p>資材運搬のために必要なトンネルを掘っている間にここにあたり、</p><p>毎分 60トンもの水が流れ出し、多数の死者が出たと言われています。</p><p>バスで通るとあっという間(45m)ですが、</p><p>ここを突破にするのに13か月かかった、というのは恐るべき難工事で</p><p>やり遂げたのは本当にすごいなぁと感心します。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/20/msugai/6f/83/j/o1533115015492574132.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/20/msugai/6f/83/j/o1533115015492574132.jpg" width="420"></a></p><p>(大観峰。ついに黒部湖(ダム湖)の姿が見えた!)</p><p> </p><p>トロリーバスを降りて、トンネルから外の景色を見ると</p><p>ついに黒部湖を見ることができました。</p><p>ただ乗りものに乗っているだけでも遠いことを実感しますが、</p><p>車も通れないところを資材運搬したという先人の苦労は</p><p>想像を絶します。</p><p> </p><p>(つづく)</p>
2024.09.30
黒部ダムには乗り物がいっぱい (2)
<p>(また黒部に戻ります)</p><p> </p><p>立山駅からケーブルカーで行った先は美女平というところで、</p><p>ここからはバスになります。</p><p>黒部アルペンルートである意味、普通の乗り物はここだけです。</p><p>でも一般車両は乗り入れできないのでこの道は「普通」ではありません。</p><p>雪の壁の間を進むバスの画像を見たことがある人も多いでしょうし、</p><p>国内で最も落差のある滝をこの道の中で見ることもできます。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/20/msugai/c9/7a/j/o1533115015492573337.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/20/msugai/c9/7a/j/o1533115015492573337.jpg" width="420"></a></p><p>(国内最大落差の称名滝が奥に見えます。このポイントではバスが止まってくれます)</p><p> </p><p>つづら折りの道を上がり切ると室堂に到着。</p><p>標高 2450m という表示に冨山がほぼ0mとすると</p><p>随分(短時間に)登ったなぁ、</p><p>と驚きます。</p><p>立山駅の案内所で、「時間がない時はどこを重点的に見たらいいですか?」と</p><p>お聞きしたところ「室堂」と「ダム」とのことだったので、</p><p>室堂では散策することにしました。</p><p> </p><p>ここには みくりが池 という火口跡の池があり</p><p>これがメインの見どころです。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/20/msugai/df/15/j/o1533115015492573619.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/20/msugai/df/15/j/o1533115015492573619.jpg" width="420"></a></p><p>(右端が雄山で立山連峰の最高峰です。室堂からは意外と近いです)</p><p> </p><p>散策のコース内に現存する日本最古の山小屋があるとのことで</p><p>行ってみました。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/20/msugai/45/22/j/o1533115015492573745.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/20/msugai/45/22/j/o1533115015492573745.jpg" width="420"></a></p><p>(これも国の重文です)</p><p> </p><p>室堂、というのは「室」が宿場を意味し、</p><p>「堂」はそのままお堂の意味で、立山を拝する信仰の場を表しています。</p><p>そういった文化的な背景もあるのは、富士山など日本各地にあります。</p><p>今回は時間が一日だけなので省略でしたが、</p><p>じっくりまわるのも楽しい場所だろうと思われました。</p><p> </p><p>(つづく)</p><p> </p><p> </p><p> </p><p> </p><p> </p><p> </p>
2024.09.30
夕陽の見ごろ
<p>(黒部が途中ですが・・)</p><p> </p><p>昨日、ランニング中に通りかかった幣舞橋で</p><p>人だかりが。。。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/13/msugai/f3/b7/j/o1533115015492429361.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/13/msugai/f3/b7/j/o1533115015492429361.jpg" width="420"></a></p><p>(写真撮った時は暗くてわからなかったけど、こうしてみると結構人がいる)</p><p> </p><p>写真を撮る人は手前側の方が多く、</p><p>更に遠目からも狙っている?カメラマンたちも気がつくとたくさんいました。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/13/msugai/fd/b5/j/o1533115015492429396.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/13/msugai/fd/b5/j/o1533115015492429396.jpg" width="420"></a></p><p>(この人は何を狙っているのか、、結局わからず・・)</p><p> </p><p>写真撮りに来たの?とたまたま聞いた人は</p><p>日本人かと思ったら中国人で</p><p>「有名なところだから」との返事。</p><p>(英語は通じました)</p><p> </p><p>漁船も連なっていてなかなかにぎやかな</p><p>幣舞橋の夕暮れでした。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/13/msugai/5d/66/j/o1150153315492429416.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20240930/13/msugai/5d/66/j/o1150153315492429416.jpg" width="420"></a></p><p>(奥につながっている灯りは漁船たちです)</p><p> </p><p> </p><p> </p><p> </p>
2024.09.29
黒部ダムへは乗り物がいっぱい (1)
<p>学会の帰りに富山に立ち寄った目的は</p><p>黒部ダムに行くことでした。</p><p>(その前に市内の交通機関は充実していて</p><p> 運河クルーズも想定外の楽しさでした!)</p><p> </p><p>黒部ダムの大きさや難工事のエピソードは</p><p>しばしばテレビで放送されており、</p><p>ここではとり上げませんが、</p><p>非常に行きにくい場所であり、</p><p>何か機会があれば一度行ってみたい場所のうちの一つでした。</p><p> </p><p>富山から黒部に向かう途中の室堂というところまでは</p><p>学生時代に一度行ったことがあります。</p><p>部活の先輩のところにお邪魔した際に</p><p>行ってみたのですが、GWで大混雑しており</p><p>ケーブルカーは5時間待ち(!!)で一度ご実家に引き返した、</p><p>ということを覚えていて、今回は予約をしっかりしておきました。</p><p>(**GWだったので残雪がかなりあり、雪の回廊は素晴らしかったです)</p><p> </p><p>富山から一日で黒部ダム、長野方面に降りて</p><p>JRに乗って富山に戻る、というスケジュールで行きました。</p><p>しかし、どのガイドブックにもこういう経路が紹介されておらず、</p><p>当日も最後まで不安がありました。</p><p> </p><p>さて、当日は早朝 4:00前には起きて、地方鉄道の富山駅から</p><p>ケーブルカーの始発駅、立山駅まで電車で向かいます。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20240929/22/msugai/a2/86/j/o1150153315492215889.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20240929/22/msugai/a2/86/j/o1150153315492215889.jpg" width="420"></a></p><p>(5:18発の電車。最初の乗り物です)</p><p> </p><p>ほぼ同じ目的と思われる乗客を乗せて出発します。</p><p>日が昇ってきて、昨日は残念ながら雲が覆っていた立山連峰が姿を見せて</p><p>すがすがしい気分になります。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20240929/22/msugai/b9/6e/j/o1533115015492216712.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20240929/22/msugai/b9/6e/j/o1533115015492216712.jpg" width="420"></a></p><p>(立山と田んぼが広がる風景が富山らしくてとてもいい)</p><p> </p><p>立山駅に到着。ここで一時間程度乗継時間があり</p><p>駅の外に出てみるとケーブルカーのチケットを求める列がありました。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20240929/22/msugai/b7/b1/j/o1533115015492216806.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20240929/22/msugai/b7/b1/j/o1533115015492216806.jpg" width="420"></a></p><p>(後方はケーブルカー。</p><p> 手前の切符売り場に列ができてますが、夏休み明けで紅葉シーズンでもなく、</p><p> 列はとても短い方なのだとか)</p><p> </p><p>以前、学生時代のGWに来た時はネット予約などもなく、</p><p>ケーブルカーを待つ人たちでこの駅周辺に人々がごった返していて</p><p>それが一番の驚きだったことを思い出しました。</p><p> </p><p>ここからいよいよ始まります。</p><p>いったいどれだけの乗り物に乗ることになるのでしょう?</p><p> </p><p>(つづく)</p><p> </p><p> </p><p> </p><p> </p><p> </p>
2024.09.26
閘門
<p>これは こうもん と読みます。</p><p>パナマ運河、というとピンとくる人もいるかもしれませんが、</p><p>高さの異なる水面を調整する機能を持った水門のことで、</p><p>二つの水門を閉じて、水面を上げ下げすることで</p><p>船を上げたり降ろしたりする機能を持ったものです。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20240926/22/msugai/cc/e2/j/o1533115015490972989.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20240926/22/msugai/cc/e2/j/o1533115015490972989.jpg" width="420"></a></p><p>(港側の水門が閉じるところ。水平に痕がついているのは</p><p> このレベルまで水が入ってくる、ということ。およそ2.5mの水位差があります)</p><p> </p><p>飛騨高山から離れて、黒部ダムを見に行く途中で</p><p>富山市に立ち寄りました。</p><p>富山市には以前来たことがあり、</p><p>立山が本当に近くに見えて素晴らしい景観の街でした。</p><p>そのときはじっくり街を見れなかったので</p><p>今回は散策のため、まずは路面電車の一日券を購入し</p><p>市内をまわることにしました。</p><p> </p><p>富山の路面電車はとても便利なもので</p><p>富山駅から様々な方向に走っています。</p><p>その中で一番気になった、富山港に向かう路線に乗りました。</p><p>富山市街と富山港は数キロ離れており、ここはかつて国鉄の路線でした。</p><p>この路線には興味深い経緯があることはあとで知りましたが、</p><p>このときは知らずに、港、そして運河を目指しました。</p><p> </p><p>終着の岩瀬浜駅に着くと、次の目的は運河を、船に乗って富山市街に戻ること、でした。</p><p>岩瀬から富山をつなぐ富岩運河は港と市街地を結び産業の発展に欠かせなかった、とのことでした。</p><p>この運河の最大の特徴は「中島閘門」という水門です。</p><p>実際に船があがるのを経験できる、とあって楽しみでした。</p><p> </p><p>富山港から運河に入ってしばらくすると、水門が見えてきました。</p><p>一つ目の水門を通過しそこで船はいったん止まると、水門が閉じます。</p><p>(最初の写真)</p><p> </p><p>次に、閉じられた空間に水が注ぎこまれ(ポンプは使用されていない)、</p><p>みるみる水位が上がり船もじわじわと上昇します。</p><p>やがて運河脇にある公園も見えるようになって注水は終了し</p><p>今度は前方の扉が開いて船は進んでいきます。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20240926/22/msugai/0c/90/j/o1533115015490973049.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20240926/22/msugai/0c/90/j/o1533115015490973049.jpg" width="420"></a></p><p>(閘門の遠景。無事船は高低差を乗り切って目的地へ向かいます)</p><p> </p><p>どうしてこんなものが必要だったのか聞いてみたところ</p><p>富山港と市街地とでは水位差が数メートルあり</p><p>木材などの資材を運ぶにはこの高低差を克服する必要があった、</p><p>という説明でした。</p><p>富山の川は確かにいずれも急流で、山側から降ろすにはよくても</p><p>海から物資を運ぶには大変な労力がかかる、と言うのもうなずけます。</p><p>閘門を利用することによって物資の運搬は確かに楽になったと想像できました。</p><p> </p><p>運河のゴールは環水公園というところです。</p><p>もともと貯木場であったところを公園にしたということですが、</p><p>すばらしい跡地利用と思いました。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20240926/22/msugai/04/45/j/o1533115015490973064.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20240926/22/msugai/04/45/j/o1533115015490973064.jpg" width="420"></a></p><p>(20分ごとに滝のように水が落ちてきます。暑い日に涼を呼ぶ風景です)</p><p> </p><p>運河も埋め立てられるだけの運命だったものが保存され、</p><p>閘門は昭和期の土木建築物としては初めての重要文化財の指定を受けました。</p><p>上手に歴史的なものを利用していると感じました。</p><p> </p><p>**かつて現在の天皇陛下が皇太子時代にこの運河を訪れて</p><p> 閘門を経験したいとおっしゃられたそうですが、</p><p> 警備の都合上、残念ながらかなわなかったそうです。。(諸説あり)</p><p> </p><p> </p><p> </p><p> </p><p> </p>