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おひさまひろば(おひさまクリニック) - 記事一覧
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発行日時
見出し
2025.04.22
桜はまだ遠く
<p>今月初め、大阪に行ったとき、</p><p>大阪城のあたりは満開だったことは書きましたが、</p><p>その一週間前、東京に行ったときには</p><p>まだ満開とまではいってませんでした。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250422/14/msugai/a9/58/j/o1533115015572841656.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250422/14/msugai/a9/58/j/o1533115015572841656.jpg" width="420"></a></p><p>(東京 泉岳寺。四十七士で有名、京急でもよく目にする駅名でしたが</p><p> 駅を降りて実際に行ってみたのは初めてでした)</p><p> </p><p>今日は北海道でも開花宣言が出た、というニュースを見ましたが、</p><p>とはいえ北海道の南端、松前町。</p><p>日本で一番遅く桜前線が到着する場所の一つである釧路には</p><p>まだそんな兆しはありません・・</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250422/14/msugai/1e/f4/j/o1150153315572842214.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250422/14/msugai/1e/f4/j/o1150153315572842214.jpg" width="420"></a></p><p>(さくらまつりが今年も開催予定の柳町公園。</p><p> 桜並木なのですが、いまの時期でも寒々とした光景です・・)</p><p> </p><p>当院の花壇はいつの間にか冬囲いがとれて</p><p>チューリップがにょきにょきと伸びてきました。</p><p>まだまだ桜は遠いですが、確実に近づいてきている、</p><p>と思えるこの頃です。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250422/14/msugai/cf/f4/j/o1533115015572841833.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250422/14/msugai/cf/f4/j/o1533115015572841833.jpg" width="420"></a></p><p>(手前のバラもしっかりと芽を出してきました!)</p><p> </p><p> </p>
2025.04.15
荒野に希望の灯をともす
<p>先週末、まなぼっとで開催された、</p><p>凶弾に倒れた中村哲医師のアフガンでの活動を追った映画</p><p>「荒野に希望の灯をともす」を観てきました。</p><p> </p><p>もともと自分が医師になる動機として</p><p>海外医療協力や無医村での医療活動を考えていたこともあり</p><p>中村哲医師のことは医学生のころから知っていました。</p><p>かなり古い記憶ですが、本人が日本に帰国しているときの</p><p>講演会に行ってご本人を実際に見たことがありました。</p><p>ただこのころは、医療活動が中心であり、</p><p>のちに有名になった用水路建設などに着手する前でした。</p><p>しかしながら、中村先生は当時から水と食べ物に</p><p>重大な関心を払っていることは印象に残りましたし、<br>私もアフリカに行って日本とは安全のベースが全く異なる国において</p><p>健康と命を守るために何が大切なのかを考えたときに<br>彼の考えには強く共感と関心を持っていました。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250418/22/msugai/e9/d1/j/o1150153315569230283.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250418/22/msugai/e9/d1/j/o1150153315569230283.jpg" width="420"></a></p><p> </p><p>さて、この映画はドキュメンタリーで、</p><p>ちょうど中村先生が用水路建設に着手するころから始まっていました。</p><p>安全な水と食べ物が健康のためにいかに重要とわかっていても</p><p>実際に土木作業に向かった医師がいることに</p><p>(既知ではありましたが)やっぱり驚かされてしまいます。</p><p> </p><p>見ていてさらに大切だと思ったことは</p><p>地元の人たちを巻き込んで、さらに戦乱に疲れた人々が戻ってきて</p><p>用水路工事に携わっていったことです。</p><p>あるべき労働に就きながら、その場所を押し広げていく</p><p>彼ら自身の手によって畑を作り実りを得た、すごいことです。</p><p>この自信はきっと何物にも代えがたいことだろうと思います。</p><p>実際に中村先生は撃たれて亡くなりましたが、</p><p>それですべてが失われたわけではないのです。</p><p> </p><p>彼が作り出した医療や建設、そして平和とはなんなのか</p><p>考えてみる良い機会になりました。</p><p> </p><p> </p><p> </p>
2025.04.10
万博 is near
<p>先週末、大阪での研究会に参加しましたが、</p><p>その空き時間を利用して</p><p>万博の会場までの下見(田舎者なので・・)と</p><p>少しのランニングをしてきました。</p><p> </p><p>新大阪にいたのですが、どのように万博会場の夢洲(ゆめしま)にたどり着くか</p><p>地図だけじゃわからないので実際に行ってみました。</p><p>研究会の都合もあり早朝に出かけました。</p><p>日曜の7時前、誰もいないかな、と思っていたら・・</p><p>乗り換えの本町で人混みに遭遇。</p><p> </p><p>夢洲行きの地下鉄車内はごった返していました。</p><p>外国人も多い・・のは万博関連の人かな? ネームもついてるし。。</p><p>青い作業服の人たちは建築関係かな? と思われましたが、</p><p>「そうじゃない人たち」がたくさんいる・・</p><p>みんな色がそろった袋を持っていました。(合唱とか書いてある)</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250411/10/msugai/1d/97/j/o1533115015565072264.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250411/10/msugai/1d/97/j/o1533115015565072264.jpg" width="420"></a></p><p>(万博会場入り口。開催期間中に一度訪れてみたいものです)</p><p> </p><p>夢洲に到着すると非常に広い地下広場があり、</p><p>そこから地上に上がるとすぐに万博会場でした。</p><p>作業員と合唱団の入り口は別になっていて、合唱の方に聞くと</p><p>「来週万博が開幕するときに一万人で第九を歌うのでそのリハーサルです」</p><p>と教えてくれました。</p><p>リハも一万人くる、ということだったので混雑の理由もわかりました。</p><p> </p><p>会場にはもちろん入れないので、ここから市内に引き返して</p><p>大阪城公園に向かいます。そこは桜満開でした!</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250411/10/msugai/a2/36/j/o1533115015565072310.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250411/10/msugai/a2/36/j/o1533115015565072310.jpg" width="420"></a></p><p> </p><p>北海道ではなじみのない桃の花も咲いていました。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250411/10/msugai/a5/41/j/o1533115015565072339.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250411/10/msugai/a5/41/j/o1533115015565072339.jpg" width="420"></a></p><p>(大阪城公園内に桃園があります)</p><p> </p><p>大阪城公園から毛馬桜ノ宮公園沿いに淀川を目指します。</p><p>桜ノ宮というだけあって桜並木が続いています。</p><p>ところがここで痛恨の出来事が、、</p><p>なんと携帯の充電が切れてしまいました‥</p><p>地図は見れず、美しい桜も撮れず、、、</p><p>ちなみに桜は並木どころか「畑」と呼びたくなるほど</p><p>上から見たらきっとじゅうたんのように見えるだろうと</p><p>思うほどでした。</p><p> </p><p>淀川と合流するところに閘門(昨年富山に行った際に利用しました。過去のブログ参照)があり</p><p>長良橋というところから新大阪に(ちょっと複雑でしたが、、地図もないし)戻りました。</p><p>仲間の先生に教えてもらったコースでしたが、たくさんのランナーに遭遇しました。</p><p>この季節、気持ちよく走れました。</p><p> </p>
2025.04.07
イグアスの滝 (4) ~ 30years 番外編
<p>(つづき)</p><p> </p><p>さて、最終日の3日目です。</p><p>この日はアルゼンチンへと向かいます。</p><p>当然ながら、国境を越えなければなりません。</p><p>ツアーではブラジル側のドライバーは国境までで</p><p>自分たちで国境を越え、アルゼンチン側のドライバーが迎えに来ている、</p><p>というセッティングでした。</p><p> </p><p>イグアスの街ではアルゼンチンやパラグアイのナンバープレートを</p><p>よく見かけていて、相互の交流は日常であることがうかがわれましたが、</p><p>国境は大渋滞でした。</p><p>ところが、どういう手立てかわかりませんでしたが、</p><p>ドライバーさんのおかげでスムーズに出入国できました。</p><p> </p><p>ブラジル側のドライバーは時間にルーズ、という困った方でもありましたが、</p><p>英語が分かりやすく、陽気で安全運転の人でした。</p><p>アルゼンチン側のドライバーさんは、女性でにこやかなのですが、</p><p>英語ができず、さらに彼女のせいではないのですがWifiがつながらず</p><p>Google翻訳も使用できない、という事態となり、一同押し黙るしかありませんでした・・</p><p> </p><p>さて、アルゼンチン側のイグアス国立公園内に入ります。</p><p>ブラジル側と違って園内の移動はバス・トラックではなく列車です。</p><p>見た目は開拓軌道のような、可愛らしいものでした。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250410/09/msugai/b8/41/j/o1150153315564674915.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250410/09/msugai/b8/41/j/o1150153315564674915.jpg" width="420"></a></p><p> </p><p>列車に乗って終点までいくと、長い道を歩きます。</p><p>いくつもの橋(簡易的な感じの鉄骨製)を渡っていくと</p><p>ブラジル側の滝が遠くに見えて、徐々に轟音が響いてきます。</p><p>そして滝が落ちるすぐ近くまで来るとすごい人だかりができていました。</p><p>「悪魔の喉笛」とよばれる場所で、イグアスの滝のもっとも深いところです。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250408/13/msugai/e5/86/j/o1533115015563959701.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250408/13/msugai/e5/86/j/o1533115015563959701.jpg" width="420"></a></p><p>(下は水煙が広がり全く見ることができません。</p><p> 滝の水流の勢いが恐ろしくて写真をとるのもドキドキします!)</p><p> </p><p>アルゼンチン側はここ以外にもいくつもの滝があり</p><p>滝のド迫力が近くに感じられまた、</p><p>また水辺もひろがっており散策も気持ちよく歩けます。(暑くなければ)</p><p> </p><p>イグアスの滝を離れて、近くの街 プエルト・イグアスで昼食をとります。</p><p>お土産屋さんでも値段が違っていたのに気づいていましたが</p><p>アルゼンチンとブラジルでは経済力に思ったよりも差があると思われました。</p><p>街の姿も田舎町とはいえ、近代的なビルも立ち並ぶブラジル側のフォズドイグアスとは雲泥の差です。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250410/09/msugai/3c/5e/j/o1533115015564674998.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250410/09/msugai/3c/5e/j/o1533115015564674998.jpg" width="420"></a></p><p> </p><p>この違いは何なのかドライバーさんに聞くと「政治の安定」と答えました。</p><p>ブラジルでも政治に対する意見はよく聞きましたが、</p><p>安定の度合いはアルゼンチンに比べてよりよいということなのでしょう。</p><p>30年前にブラジルに来た時に比べ、街の近代化は高速道路をはじめとして目覚ましく、</p><p>街中の物乞いの人たちも少なくなった(どこかにいるかもしれないけど)と感じました。</p><p>それでも南米なので、よく気をつけて歩く必要はありますが・・</p><p> </p><p>親類たちが30年前に「なぜ行かないのか」と言っていたイグアスは</p><p>やっぱり行ってみてよかった、と思いました。</p><p> </p><p>(この項、おわり)</p><p> </p><p> </p>
2025.04.06
イグアスの滝 (3) ~ 30years 番外編
<p>(つづき)</p><p> </p><p>レストランのある所から坂を下りていく前から</p><p>轟音が聞こえてきます。</p><p>もう滝がすぐ近くになりました。</p><p>エレベーターを降りるときに滝の真横を通るので</p><p>いきなり巨大さに圧倒されます。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250408/15/msugai/9d/45/j/o1533115015564009445.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250408/15/msugai/9d/45/j/o1533115015564009445.jpg" width="420"></a></p><p>(左の鉄骨はエレベーター。降りたとたんにこの光景です)</p><p> </p><p>イグアスの滝はブラジルとアルゼンチンの国境となっています。</p><p>アルゼンチン側の方が滝の迫力や見どころが多いとされていますが、</p><p>ブラジル側は全体を見るのに適している、とガイドブックには書かれていました。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250408/15/msugai/1c/1e/j/o1150153315564011120.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250408/15/msugai/1c/1e/j/o1150153315564011120.jpg" width="420"></a></p><p>(ブラジル側の絵地図。右側はアルゼンチン)</p><p> </p><p>確かに、イグアスの滝の全貌はよく見ることができました。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250408/13/msugai/aa/79/j/o1533115015563959610.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250408/13/msugai/aa/79/j/o1533115015563959610.jpg" width="420"></a></p><p>(真ん中の橋はステージ状になっている平面にありますが、</p><p> 工事中に足なんか滑らせたら、と思うと恐ろしい・・)</p><p> </p><p>いま改めて見てみても、大きすぎる、と感じます。</p><p> </p><p>ところで、このツアーの最終日にアルゼンチン側に行く、</p><p>というのが入っていました。</p><p>イグアスの滝の核心部分に迫ります。</p><p> </p><p>(つづく)</p><p> </p><p> </p>
2025.04.04
イグアスの滝 (2) ~ 30years 番外編
<p>(つづき)</p><p> </p><p>我々はイグアスの街はずれにあるホテルに滞在し、</p><p>日中はツアードライバーがスケジュールに従って</p><p>観光に連れて行ってくれる、というスタイルと聞いていました。</p><p>ところが実際には、</p><p>国立公園内など有料エリアには入り口まで送ってくれるものの</p><p>あとは自分たちだけで行動する、というものでした。</p><p> </p><p>「こりゃまずい」と思ったのは、</p><p>30年前にブラジルに来た時は、あると思っていた英語の表記がなく、</p><p>ほぼポルトガル語だけだったためでした。</p><p>当時すこしは英語が通じると思っていたのでショックだったのですが、</p><p>今回は当時とは違い、英語の表記もたくさんあってなんとか公園内を</p><p>動くことができました。</p><p> </p><p>公園内を走るバスにまず乗車して、最初に森林ドライブとボート、</p><p>というプランになっていました。</p><p>森を抜けて、ジャングルを歩き回ったさきにボート乗り場がありました。</p><p>そういえば、サンパウロの親せきから、</p><p>「イグアスに行くと濡れる」から、とビニールポンチョをもらっていました。</p><p>・・これがその意味だったのかな、とポンチョを着てボートに乗り込みます。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250408/09/msugai/c1/7e/j/o1533115015563895401.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250408/09/msugai/c1/7e/j/o1533115015563895401.jpg" width="420"></a></p><p>(左奥に見通せないくらいの滝がたくさんあります・・)</p><p> </p><p>ボートに乗って川をさかのぼると滝が見えてきます。</p><p>手前の滝もなかなかの迫力ですが、</p><p>遥か彼方にすごい水煙が目にはいります。</p><p>イグアスの滝は一つ二つではなく、たくさんの滝の集合体をなしていました。</p><p>滝に近づくと水しぶきが飛んできます。が、ボートはそこから滝に向かって突っ込んでいきました(!!)</p><p>・・そりゃぬれますわ</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250408/09/msugai/cd/ff/j/o1533115015563895426.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250408/09/msugai/cd/ff/j/o1533115015563895426.jpg" width="420"></a></p><p>(これ以上は写真撮れませんでした・・このあと何回も滝に突っ込みました‥びしょびしょ)</p><p> </p><p>重たくなった服を身に着けたまま、川を上がってに乗り込み、</p><p>さらに上流、イグアスの滝の本体に向かいます。</p><p>オープンな荷台のような車に乗せられて進むうちに</p><p>30℃以上の天候の中、服はどんどん乾いていきました。</p><p>そうして、滝の上流に到着しました !</p><p>滝の上方は湖のような広いゆるやかな川になっていて</p><p>そのヘリがイグアスの滝の一番大きいところになっています。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250408/09/msugai/a3/03/j/o1533115015563895454.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250408/09/msugai/a3/03/j/o1533115015563895454.jpg" width="420"></a></p><p>(おだやかな流れを見ながらの食事。奥に立ち上って見えるのは水煙です。)</p><p> </p><p>このあといよいよ「滝」を見に行きます!</p><p> </p><p>(つづく)</p><p> </p><p> </p><p> </p>
2025.04.01
イグアスの滝 ~ 30years 番外編
<p>このたび、ブラジルに行った際に親類関係のこととは別に</p><p>イグアスの滝に行ってきました。</p><p>30年前にブラジルの親類から「ブラジルに来たのにイグアスには行かないのか?」と</p><p>言われたことがどうにも忘れられなかったので</p><p>今回はタイトな日程の中に2泊3日のイグアス旅行を入れることにしていました。</p><p>(飛行機や現地ツアーの手続きは親類に手伝ってもらいました)</p><p> </p><p>イグアスの滝といえば、世界三大瀑布(滝)の一つとされ、</p><p>有名な北米のナイアガラ、アフリカのビクトリアと並び称されますが、</p><p>イグアスを訪れたルーズベルト・米大統領の奥さんがイグアスを見て</p><p>「ああ、かわいそうな私のナイアガラ」と言ったというのが</p><p>伝説のように語られています。</p><p>ナイアガラにも行ったことがありますが、</p><p>あの壮大さを小さく感じるほどなのか?</p><p> </p><p>イグアス(Iguacu)は文字通り、たくさんの水、という意味の言葉です。</p><p>サンパウロから飛行機で2時間ほどのところにあり、</p><p>アルゼンチン、パラグアイそしてブラジルの3か国の国境が接する場所です。</p><p>ブラジルとアルゼンチンは イグアスの滝とそこから流れ出るイグアス川に仕切られ</p><p>この両国とパラグアイはパラナ川という大河によって隔てられています。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250404/22/msugai/db/b3/j/o1533115015562487489.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250404/22/msugai/db/b3/j/o1533115015562487489.jpg" width="420"></a></p><p>(世界最大の水力発電所であるイタイプダム。全長は7.7kmもあるので</p><p> 到底写真にはおさまらない・・)</p><p> </p><p>先にパラナ川の話をすると、この川には世界最大の水力発電所があります。</p><p>広大な川をせき止めて 27基ものタービンを回す、圧巻の建造物です。</p><p>水力発電と言うと、日本の黒部ダム(昨年行きました)のように</p><p>高低差を利用したものを思い浮かべるのですが、</p><p>ここは横に長いのです。</p><p>発電所の中に入るときにパスポートを携帯することが義務付けられていましたが、</p><p>これは途中でパラグアイに入ってしまうからでした。</p><p>ブラジルとパラグアイで均等に電力を分けることになっていますが、</p><p>国力には大きな差があるためパラグアイは大量の電力をブラジルに売っているそうです。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250404/22/msugai/80/5b/j/o1533115015562487521.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250404/22/msugai/80/5b/j/o1533115015562487521.jpg" width="420"></a></p><p>(右奥がパラナ川、それより右はパラグアイ、</p><p> ここからはよく見えないのですが噴水の先にイグアス川、さらに奥にアルゼンチン)</p><p> </p><p>なお、三か国の国境付近には音楽や踊りを連日披露している施設があり、</p><p>美しい風景と見事な踊りや芸で楽しませてくれます。</p><p> </p><p>そして、滝へと向かいます。</p><p> </p><p>**ちなみにイグアス近くの街 フォズ・ド・イグアス は</p><p> 比較的大きな町(30万人程度)でチョコレート工場がいくつもありました。</p><p> 甘すぎるチョコレートが市販されているブラジルですが、</p><p> チョコレート専門店のレベルはかなり高く、カカオの薫り高く本当においしいです。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250404/22/msugai/8c/f0/j/o1533115015562487435.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250404/22/msugai/8c/f0/j/o1533115015562487435.jpg" width="420"></a></p><p>(お土産に買いましたが、暑いことを忘れていて</p><p> 溶けてしまったのもありました・・・はぁ)</p><p> </p><p>(つづく)</p><p> </p><p> </p><p> </p><p> </p>
2025.03.22
抹茶味 2025
<p>今年も新茶が出始めたあたりから</p><p>抹茶味のお菓子がたくさん出てくるようになりました ^ ^v</p><p>抹茶は生産量が限られるためか定番商品以外は期間限定であることが多く、</p><p>「旬」の時期に見出して購入しなければならないという</p><p>プレッシャーがかかります。(というほど大げさなものでもないが)</p><p> </p><p>今年は当院の「抹茶部」部員のあくなき探求心により</p><p>一人では到底見つけられなかった新製品を多数味わうことができたことが</p><p>特筆すべき収穫でした。</p><p>それもあって、これまで目にすることがなかったメーカーのものなど</p><p>面白い発見が多々ありました。</p><p> </p><p>Tohatoさんは定番のキャラメルコーンやハーベスト(どちらも好き)の</p><p>抹茶味が登場してびっくりしました。</p><p>クリームをサンドしたものなどもありましたが、</p><p>まだしっくりこない感じで、来年に期待です。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250322/22/msugai/53/ab/j/o1533115015557509982.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250322/22/msugai/53/ab/j/o1533115015557509982.jpg" width="420"></a></p><p> </p><p>森永さんは昨年も良かったのですが、</p><p>パッケージも含めて小枝はアップグレードしていて</p><p>キャラメルは類似品がなく、攻めているところが好感が持てます。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250322/22/msugai/b9/00/j/o1150153315557509661.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250322/22/msugai/b9/00/j/o1150153315557509661.jpg" width="420"></a></p><p>(一番下のTohatoは来年に期待。上の二つは買いだめしたくなる)</p><p> </p><p>ブルボンのアルフォートは毎年この時期に</p><p>抹茶味の袋菓子が出るので狙っていたのですが、</p><p>今年はそれがなくてがっかりしていたら、</p><p>ブランチュールとエリーゼの抹茶味が出ていました。</p><p>これはどちらももともとの風味を全く損ねていないどころか</p><p>「抹茶の方が合うな~」と思われるくらいの高い完成度だと思いました。</p><p> </p><p>今年は今までの序列(**個人的にランキングがある)を覆すような</p><p>抹茶味製品をたくさん楽しんでいますが、今年最大の驚きはこれです↓</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250322/22/msugai/3a/8d/j/o1533115015557509709.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250322/22/msugai/3a/8d/j/o1533115015557509709.jpg" width="420"></a></p><p> </p><p>もともとのサクチョコを知らなかったこともあり、</p><p>これは驚きでした。</p><p>どんどんサクサクいけてしまいます!</p><p>(なお、ふつうのサクチョコはまだ食べたことがありません)</p><p> </p><p>このほかにも 抹茶+さくら というジャンルも存在していて</p><p>ピコラやKitkatもありますが、</p><p>Pockyはさくら味(桜もちの風味)のプレッツェルと抹茶味チョコの絡みが絶妙でした。</p><p>定番の抹茶味ももちろんお勧めの一品です。</p><p> </p><p>LOOKは毎年変わっているのですが、</p><p>昨年まではホワイトラバーズ(これも好き)のような三種類の食べ比べスタイルでした。</p><p>昨年の抹茶x2+ほうじ茶はほうじ茶が強すぎるというマイナスがありました。</p><p>今年は抹茶チョコの中にクリームが入っているパターンで大幅変更でした。</p><p>美味しいのですが、、一個が高く感じられて(せこ) お手軽感が薄く、</p><p>来年は三種類すべて抹茶の食べ比べにしてほしいです。</p><p>(それか元祖LOOKのような形にして12粒にするか・・) (あくまで個人の願望です)</p><p> </p><p>そろそろ抹茶の季節も過ぎ去ろうとしています。</p><p>いくつかは定番化を期待しつつ、今度は夏のアイス登場に期待しています</p><p>(まだ部活動は続く?!)</p><p> </p>
2025.03.18
はるのゆき
<p>天気予報が一週間も前から3/16-17は雪が降る、</p><p>と伝えていました。</p><p>よく天気予報は、ずれていくので(失礼!)</p><p>また変わるかなと思っていたらずっと変わりなく、</p><p>いよいよ 3/16 になり夕方から予報通り降り始めました。</p><p> </p><p>3/17、朝になってみると思いのほか大量の降雪と</p><p>強い風にあおられて吹き溜まりも出来上がっていました。</p><p>そういえば、予報では 日中がピーク と言っていたような気が・・</p><p>ここも予報通りで昼頃には真っ白で見通しが利かない様子となり、</p><p>夕方には雪がやみました。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250319/22/msugai/90/c9/j/o1533115015556379392.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250319/22/msugai/90/c9/j/o1533115015556379392.jpg" width="420"></a></p><p>(夕方から除雪車が入って、雪はやんでウソみたいに穏やかな夜です)</p><p> </p><p>毎年、春になるころには大量の雪が降る、という「ならわし」は</p><p>今年も確実に実行されました。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250319/22/msugai/0f/95/j/o1150153315556379332.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250319/22/msugai/0f/95/j/o1150153315556379332.jpg" width="420"></a></p><p>(まったく雪のないところから一日であっという間にこんなに積もりましたが・・)</p><p> </p><p>翌日は朝から天気が良く、暖かい日になりました。</p><p>そうして午後になると、これまたいつもの年と同じように</p><p>雪は溶けていきました。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250319/22/msugai/2b/63/j/o1533115015556379674.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250319/22/msugai/2b/63/j/o1533115015556379674.jpg" width="420"></a></p><p> </p><p>本当にあっけないくらいの、あれは何だったのか、というような</p><p>釧路のいつもの はるのゆき です。</p><p> </p><p> </p>
2025.03.15
30years (11) これでさいご
<p>(つづき 引き続きサンパウロです)</p><p> </p><p>サンパウロでのメインイベントは</p><p>親類たちがみんなで集まることでした。</p><p>30年前はおおきな農場に集まって</p><p>シュラスコやサッカーしたりなど楽しんだ思い出がありました。</p><p> </p><p>30年たって農場は高速道路建設のため売却されたとのことで</p><p>残念ながらもうありませんでした。</p><p>今回は高校時代からの文通相手だった彼の自宅マンションの一階に</p><p>広いパーティールームのようなところがあり、そこが会場になりました。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250317/23/msugai/c1/b5/j/o1280072015555712842.jpg"><img alt="" height="236" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250317/23/msugai/c1/b5/j/o1280072015555712842.jpg" width="420"></a></p><p>(ブラジルではとてもポピュラーなサッカーゲーム。</p><p> 全く歯が立ちませんでした。。</p><p> 人が集まるとカードゲームやボードゲームの類も盛んなようです)</p><p> </p><p>祖父の兄姉たち5人がブラジルに渡り、</p><p>そこからたくさんの子孫、家族が増えましたが、</p><p>いまでも何かあると集まる、ということに感動します。</p><p>ブラジルはことのほかファミリーというものを大切にするお国柄です。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250317/23/msugai/47/a7/j/o1533115015555712825.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250317/23/msugai/47/a7/j/o1533115015555712825.jpg" width="420"></a></p><p>(80人ほどの親戚たちが集まりました。もうそれだけで恐れ多いのですが</p><p> 参加できなかった人たちも20人くらいいたそうで・・)</p><p> </p><p>自分たちのルーツの国から親類が来た、ということで<br>ただそれだけで、私はブラジルに行きたくて来ただけなのに</p><p>これだけ歓迎されるのは申し訳ないくらいの気持ちになります。。。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20250317/23/msugai/51/ac/j/o1600090015555712763.jpg"><img alt="" height="236" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20250317/23/msugai/51/ac/j/o1600090015555712763.jpg" width="420"></a></p><p>(日本から持ち込んだ、古い日本の写真や30年前のブラジル旅行の写真などを見せました。</p><p> 若かった時代の写真を見て大人たちはすごく盛り上がっていました!)</p><p> </p><p>地球の裏側の異国の地で、大変な苦労をして</p><p>長い時間の中でしっかりと根を下ろして</p><p>家族の絆をかたく保ちながら生活している</p><p>30年前にその姿を目の当たりにして感動して</p><p>再び訪れて、また感動を新たにしました。</p><p>日本では忘れられて久しい生活文化をブラジルで再発見する、</p><p>という経験はとても得難い貴重なものでした。</p><p> </p><p>(この項、終わり)</p><p> </p>