ベニヤ板と聞いて連想するのはやはり合板ですが、英語では「薄い板」という意味になり、私たちが見ているあのベニヤ板は本来プライウッドというそうです。
ヘエ~ボタンがあったら連打したいところ。
今日は釧路市議会林活議連で白糠町恋問の札鶴ベニヤさんを訪問し、工場を視察させていただきました。
結論から申し上げますと、こんなすごい工場が釧路地域にあったんだ!という驚きです。
すごい技術で、国内の合板市場ではあらゆるところに流通しています。
私が林活会長の時に、市議のネームプレートケースを木製に変えました。
そして議員の皆さんに札鶴べニアさんで作る木製カレンダーのご紹介と購入取りまとめをさせて頂いてましたが、時間が全く足りないぐらいの工場視察となったところです。
創業者は松下電器の経理担当者で松下幸之助氏の側近の一人。
戦時中に合板の供給をするため北海道に渡り松下航空木材という会社を興し、合板工場をつくりました。
戦後は会社は解体されましたが、そのまま札弦に残り合板工場を引き継ぎ今に至るそうです。
すごい歴史ですね。説明いただいた担当者の話は非常に興味深く、まだまだお話を伺いたいほど。
地元の木材が地元で加工され世に出ていく。
このような企業を地元民が応援しなくて行けませんね。
札鶴べニアさんでは合板で災害用ベットを作っています。
ダンボールベットよりも1kgほど重いですが、ダンボールベットの半分のスペースで保管できるメリットがあります。
そしてベットの中に収納スペースがあり便利ですね。
個人で平時に使いたいという方もいるほど、中々いい出来具合です。
また、塗装をすることで合板が木製のホワイトボードにもなります。
これもすごくいいですね~マグネットは使えませんが、こういった製品が普通に使われるようになるといいですね。
材料となる木材が濡れたまま加工されていく工程で驚きの連続でした。
非常に勉強になりました^^