北海道 釧路の地酒 『福司』 若僧蔵人の醸し屋日記 - 記事一覧
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| 発行日時 | 見出し |
|---|---|
| 2026.10.09 |
売るだけじゃない、持ち帰るものがある。
日本酒のイベントといえば、
今回東京で行われた「若手の夜明け」や、 来月開催される「SAKE PARK」など、 東京で行われる大きなイベントから 地域の酒屋さんが開催するものまで多種多様です。 それこそ以前の私たちは、 こういったイベントにはほとんど参加していませんでした。 では、なぜ今になって 若手の夜明けやSAKE PARKに参加するのか。 外から見ると華やかなイベントですが、 実際のところはどうなのだろう? 今日はそんな裏側のお話です。 ![]() 五色彩雲として若手の夜明けに参加する目的の一つは、 「北海道のお酒が全国のお酒に通じるのか?」 これを確かめることです。 東京の皆様に五色彩雲を知っていただくことも もちろん大事ですが、 北海道のお酒が道外で認知され、 評価されることも大事だと思っています。 そこには品質的な部分もあれば、 地元では気が付かなかった価値が 東京では評価されることもあります。 井の中の蛙、大海を知らず。 そうならないための修業の場でもあるわけです。 そして参加する目的は、 五色彩雲のためだけではありません。 今の市場の流れや傾向、 さらには新しい技術的な取り組みを持ち帰り、 福司のブランドや酒造りに 反映させることにも役立っています。 昔は閉鎖的だったといわれる酒造りの世界。 他言無用、門外不出。 そういった印象も強かったと思います。 もちろん今でも各蔵が大切にしている技術や 公開できない部分はありますが、 日本酒の消費が減少する中で、 それぞれがバラバラに頑張るだけではなく、 業界全体で未来に向けたアクションを起こそうという 意識も感じるようになりました。 そのため、すべてではありませんが、 困ったことがあれば相談したり、 お互いに助け合ったりすることもあります。 ただ、誰にでも何でも教えるというわけではありません。 やはりそこには、普段からの交流や信頼関係があります。 だからこそ、横のつながりをつくることも イベントに参加する大きな目的の一つです。 知っているかどうか。 交流があるかどうか。 それだけで、蔵見学に行ったり、 米の話を聞いたり、 製造で困ったことを相談したり。 その蔵の地域のことを教えてもらうこともあります。 イベントの準備中や、ちょっとした空き時間には、 近くのブースの方とお酒の特徴から製造の話まで、 いろいろな会話をしています。 そしてイベントが終わった後には、 決まって、とある飲食店に集まることも。 別に待ち合わせをしているわけではありません。 「あのお店に行けば、誰かしらいるだろう」 というお店があるんです(笑) 実際に行ってみると、 知っている蔵の方がいたり、 初めてお話しする方がいたり。 イベントの感想から最近の業界の話、 時には酒造りの話まで。 そんな時間が、 翌年や次のイベントでの会話につながっていきます。 こういう横のつながりは、 本当に大事だと思っています。 さて、肝心の売上は?というと、 正直、イベント単体で採算を取るのは 簡単ではありません。 出店料に加え、交通費、宿泊費、人件費。 さらに商品を運ぶ費用なども考えると、 それなりの経費がかかります。 もちろん黒字になる蔵もあるでしょうが、 売上だけで考えると厳しい部分もあります。 それでもイベント側に告知をしてもらい、 蔵を紹介してもらい、 他の蔵を目当てに来たお客様にも 私たちのお酒を知っていただける。 日本酒業界全体の盛り上がりにもつながります。 そして私たち自身の経験値になったり、 今後困ったときに相談できる 同業者とのつながりが生まれたり。 売上だけでは測れないものが たくさんあるわけです。 釧路にいて、 お金を払えば同じ経験ができるかというと、 そうではありません。 同じ場所で苦労し、 工夫し、切磋琢磨するからこそ 得られるものがあるのだと思います。 さて、週末は北海道酒造組合のイベントです。 こちらはこちらで、また違う目的や経験値が得られるはず。 何より、お客様が違います。 若手の夜明けは、 比較的日本酒に詳しい方が多い印象ですが、 これから参加する北海道フェアやSAKE PARKでは、 普段あまり日本酒と接点のない方にも 飲んでいただける機会があると思っています。 そういう方からの反応は、また違うはずです。 「ちょっと好みじゃないな」 という率直な意見もあるでしょうし、 日本酒の知識や先入観が少ないからこその 感想も聞けるかもしれません。 そういう反応も、私たちにとっては大事な情報です。 イベントに出ることが目的ではなく、 そこで何を得て、次にどうつなげるのか。 売上だけでは測れないものを 今回もたくさん持ち帰れた気がします。 さて、次はどんな発見があるでしょうか。 ![]() 北海道の酒は、どこから来るのか。#3|五色彩雲(ゴシキノクモ) ![]() 北海道の酒を支える風景 産地訪問編 ![]() 北海道の酒は、どこから来るのか。#1|五色彩雲(ゴシキノクモ) 」」」」」」」」」」」」」 SNS情報 」」」」」」」」」」」」」」 ● 福司酒造 製造部(公式)Twitter: @fukutsukasa_ ● 醸し屋のInstagram : @fukutsukasa.kazuma ■五色彩雲ブランドページ URL:https://goshiki-no-kumo.com/ ■五色彩雲Noteページ URL:https://note.com/goshiki_no_kumo ![]() ■ 採用情報はコチラから 五色彩雲シリーズのお取り扱い店舗はコチラからどうぞ。 |
| 2026.10.08 |
新しい挑戦と、秋の味わい。
本日は午前中に、洗米などを行う原料処理の部屋の掃除をしました。
若手の夜明けを終え、少しずつ現場に顔を出せるようになりました。 そして本日から、五色彩雲「ToyTou」と 福司「YONAGA」が発売になります。 ToyTouは蔵からの初回出荷分が完売となりました。 ありがとうございます! まだまだやれることはあるな、 という感じではありますが、 まずは今回のToyTouで、 この土地から見つけた菌を使うことで どんな味わいが生まれたのか。 その基準となる味を知っていただければと思っています。 来シーズン以降は、今年の酒をベースにしながら さらにプラスアルファの工夫をしていくつもりです。 乳酸菌と自社酵母の組み合わせで 何が起こるのか? そして協会酵母を使った場合とは どんな違いが生まれるのか。 ここはまだまだ掘っていける部分だと思っています。 そしてToyTouについては、 以前から少しずつ記事を書いてきましたが、 SAKE Streetさんでも 新しい記事が公開になりました。 ![]() 「答えではなく『問い』を詰め込む。乳酸菌からはじまる北海道の地酒の可能性」 【酒蔵だより:福司酒造】 今回のSAKE Streetさんの記事は、 私たち自身が発信している内容と なるべく重ならないように調整しました。 同じことを何度も書いても 面白くないですからね・・・・。 Noteのマガジン 「北海道の酒は、どこから来るのか。」 そしてNoteのToyTou商品ページ。 その間をつなぐような内容を 今回SAKE Streetさんの記事に収めています。 どういう流れになるかは分かりませんが、 SAKE Streetさんの記事を読んで ⇒ToyTouという商品を知る。 気になって検索すると ⇒PR TIMESの記事が出てくる。 そこから五色彩雲のブランドページや Noteの記事へたどり着く。 そんな流れができればいいなと 考えているのですが・・・・どうでしょうか?(笑) 一つの記事ですべてを伝えるのではなく、 気になった人がもう一歩調べたときに、 次の情報がちゃんとある。 そんな状態を少しずつつくっていければと思っています。 さて、今日はもう一本発売になります。 福司「YONAGA」です。 福司の季節商品としては、 12月に発売する活性清酒「純生」へ向かう 秋のお酒です。 そして福司のラインナップの中では珍しい、 流通する吟醸酒でもあります。 福司というと、辛口や普通酒、純米酒が中心で、 吟醸系のお酒は全体の中ではかなり少なめ。 製造する側としても、こういう商品はちょっとドキドキします。 今は生酒など、フレッシュな味わいのお酒も人気です。 一方で秋のお酒は、夏を越して少し落ち着き、 熟成による味わいが出てくるのも面白いところ。 YONAGAも、 そんな秋らしい変化を楽しんでもらいたいお酒です。 味わいのある食材が増えてくる 今の季節なら、常温からぬる燗くらいで 楽しんでいただきたいですね。 サンマのお刺身や塩焼き。 キノコなんかもいいですね。 貯蔵によって旨味が出てきた日本酒を、 旬の食材と一緒に楽しむ。 新しいことに挑戦したToyTouと、 時間によって生まれる味わいを楽しむYONAGA。 方向は違いますが、どちらも今日から発売です。 ぜひそれぞれの楽しみ方で 飲んでいただければと思います。 ![]() 北海道の酒は、どこから来るのか。#3|五色彩雲(ゴシキノクモ) ![]() 北海道の酒を支える風景 産地訪問編 ![]() 北海道の酒は、どこから来るのか。#1|五色彩雲(ゴシキノクモ) 」」」」」」」」」」」」」 SNS情報 」」」」」」」」」」」」」」 ● 福司酒造 製造部(公式)Twitter: @fukutsukasa_ ● 醸し屋のInstagram : @fukutsukasa.kazuma ■五色彩雲ブランドページ URL:https://goshiki-no-kumo.com/ ■五色彩雲Noteページ URL:https://note.com/goshiki_no_kumo ![]() ■ 採用情報はコチラから 五色彩雲シリーズのお取り扱い店舗はコチラからどうぞ。 |
| 2026.10.07 |
造っただけでは、届かない。
本日は午前中にFM946で収録、
午後はPR TIMESの担当者さんと打ち合わせをしました。 それ以外は掃除など。 FM946では今回の若手の夜明けの話や、 ToyTouのことなどを話しています。 あまり話すとネタバレになっちゃうので、 詳しくは番組を聞いてください(笑) 「PR TIMES」と聞いて、え?それ何? となる方もいるでしょう。 いわゆる企業がニュースを発表する プレスリリースの配信サービスです。 ![]() これがその画面ですね。 実際のリンクも貼っておくので、 内容も見ていただければと思います。 米・水だけではない、酵母・乳酸菌まで北海道から。 これからの「北海道の酒」を問う福司酒造、新作「ToyTou」10月8日発売 北海道や釧路といった地域であれば、 新聞社などに直接プレスリリースを送るのですが、 さすがに全国となると、 自分たちだけでできることには限界があります。 また、PR TIMESに掲載された情報は 検索などから見つけてもらう接点にもなります。 自社だけで発信するよりも、 今まで接点のなかった人やメディアに 情報が届く可能性があるというわけです。 そして面白いのが、配信した後の反応を分析できること。 今回のプレスリリースでは、 いろいろなウェブサイトで ToyTouの発売情報を取り上げていただきました。 確認できた掲載先のリンクは40以上。 担当者さんによると、これは多いそうです。 他地域の新聞社のウェブ版や、 食に関するメディアなどでも 掲載していただけました。 自分たちがいくら歩き回っても 直接届けられない人に、 情報を届ける役割をしてくれているわけです。 実際に効果は? と聞かれると、 まだ分かりやすい変化はそれほどありません。 ただ、これも積み重ねだと思っています。 新商品を発売した。 という情報だけではなく、 この会社は何を考え、 どこへ向かおうとしているのか。 それを企業の公式な情報として 少しずつ言葉にして残していく。 ブログやNoteとはまた違った役割を持つ 発信手段の一つだと思っています。 さて、明日から東京・池袋サンシャインシティで開催される 「北海道まるごとフェア」に 北海道酒造組合が出店しております。 ![]() 北海道まるごとフェアinサンシャインシティ2026 ▲詳しくはこちら。 今回、私は11日・12日に ブースへ立たせていただけることになりました。 北海道の物産展に参加するのは初めてなので、 どんなお客様が多いのか? お酒に対してどのような反応なんだろう? と、やや心配です。 北海道フェアというと、テレビなどでよく目にするのは、 海産物が豪快にのったお弁当などに 行列ができている光景。 果たしてそこで、 「日本酒を飲みたい!」 となるのかは未知数です(笑) 私から言えることは、 北海道フェアを見に来るついでに 遊びに来てください!ってこと。 ショットでのお酒の提供をします。 もちろんボトルも購入できます。 逆に考えれば、 北海道のお酒を普段飲まない方が たまたま通りかかり、 「北海道って日本酒もあるんだ」 と興味を持ってくれるかもしれない。 そこから広がる世界もあるはずです。 北海道というブランドには、 すでにたくさんのファンがいます。 その皆さんに 北海道のお酒を知ってもらえる機会と考えれば、 これはこれで大きなチャンス。 どんな化学反応が起こるかなんて 行ってみないと分からないわけですから、 ひとまず経験値として、 福司の可能性を探ってきたいと思います。 ほとんどお客さんが来なかったら どうしようとも思いますが(笑) それはそれで、 他の北海道企業を観察できる機会。 どうやって商品を売り込んでいるのか。 何に人は惹かれるのか。 北海道という価値をどう見せているのか。 酒を売るだけではなく、そういうところも見てきたいと思っています。 PR TIMESも北海道フェアも、 結局は今まで自分たちのことを 知らなかった人との接点をつくるもの。 造るだけでは届かない。 だから、どう届けるかも考える。 それも大事なことだと感じ始めています。 ![]() 北海道の酒は、どこから来るのか。#3|五色彩雲(ゴシキノクモ) ![]() 北海道の酒を支える風景 産地訪問編 ![]() 北海道の酒は、どこから来るのか。#1|五色彩雲(ゴシキノクモ) 」」」」」」」」」」」」」 SNS情報 」」」」」」」」」」」」」」 ● 福司酒造 製造部(公式)Twitter: @fukutsukasa_ ● 醸し屋のInstagram : @fukutsukasa.kazuma ■五色彩雲ブランドページ URL:https://goshiki-no-kumo.com/ ■五色彩雲Noteページ URL:https://note.com/goshiki_no_kumo ![]() ■ 採用情報はコチラから 五色彩雲シリーズのお取り扱い店舗はコチラからどうぞ。 |
| 2026.10.06 |
北海道の酒を、もっと知ってもらうために。
今日も若手の夜明けの報告を・・・・
と思ったのですが、まずはこちらの情報を。 毎月、全国各地の地域をテーマに 食事とお酒を提供する「酒の和 幸多」さんで、 10月の旅先に「北海道」が選ばれました。 その土地の食材とお酒を合わせたコースを楽しむ企画で、 今回、福司を使いたいとお声がけいただき、 10月限定で福司と北海道の食を 楽しんでいただけるコースを組んでくださいました。 こういう取り組みは本当にうれしいですね。 すでに予約が埋まりつつあると マネージャーさんからご連絡をいただいておりますが、 東京にお住まいの方がおりましたら ぜひお立ち寄りください。 さて、若手の夜明けの話に戻りましょう。 若手の夜明けと言いますか、ToyTouの話ですが。 今回ToyTouでは、若手の夜明けなど北海道外へのアプローチも想定しており、 北海道のお酒だけではなく、 その原料となる米のことももっと知ってもらい、 認知を広げていきたいという目的がありました。 全国には山田錦や雄町、美山錦など、 酒好きなら名前を知っているような酒米があります。 北海道にも酒造好適米はあります。 でも、日本酒を飲む方の中で 北海道の酒米まで知っている人となると、 まだまだ認知は高くないと感じています。 北海道のお酒だけを一生懸命PRしても、届くのは「商品」だけ。 もっとこの土地のことや、米のこと、生産者のことまで含め、 原料の生産者から飲み手までをつなぐ酒造りをしていかないと、 「北海道の酒」としては 道外の人に届かないのではないか? と感じています。 ![]() そこで今回ToyTouでは、裏ラベルにQRコードを印刷しました。 その先にあるのは、生産者さんや産地のことを書いた Noteのマガジンです。 北海道産の酒造好適米のことを 知っていただくための一つの道をつくりました。 若手の夜明けの会場でも、 「お米は何を使っているのですか?」 と聞かれることがあります。 そこで、北海道のお米の産地や そこにある想いが少しでも伝わればと、 生産者さんや産地について書いたパンフレットも作成し、 試飲していただいた方々に配らせてもらいました。 ![]() 「北海道」というだけでも、 道内出身の皆さんは応援してくれます。 そういった郷土愛って めちゃくちゃありがたい。 そして今、北海道の日本酒を取り巻く環境は、 これから先を考えるうえで 非常に重要な時期に来ていると思っています。 お酒を飲む人口が減少し、 日本酒全体の消費量も減ってきた中で、 北海道では新しい酒蔵が増えています。 飲み手は減っているのに、 造る側は増えていく。 ある意味、面白い状況です。 道内の酒屋さんと話をしていても、 「北海道のお酒だから扱いたい」 という気持ちがある一方で、 飲み手が減っている以上、 すべてを扱えるわけではなく 選ばなくてはいけない。 そんな段階に来ているようにも感じます。 では、なぜ北海道が 新たに酒造りを始める場所として 注目されるようになってきたのか。 もちろん理由は一つではないでしょう。 ただ、酒造りに適した冷涼な気候があり、 自然環境があり、そして何より、 北海道でも良質な酒米が育つようになってきた。 昔とは環境が大きく変わっています。 新しく酒造りを始めようとする人にとっても、 北海道は可能性を感じる地域の一つに なってきているのだと思います。 だからこそ、以前から北海道で酒を造ってきた私たちも 改めて「北海道の酒」と 向き合わなくてはいけないと思っています。 新しく来たか、昔からいるか。 そこだけで線を引きたいわけではありません。 北海道で造れば、それだけで「北海道の酒」になるのか。 私は、それほど簡単な話ではないと思っています。 北海道の米を知る。 生産者とつながる。 この土地の気候や食、そこで暮らす人たちと関わる。 そして、それを自分たちの酒造りにどう落とし込むのか。 そういう積み重ねの先に、 「北海道の酒って、こういうものなのかもしれない」 というものが少しずつ見えてくるのではないでしょうか。 もちろん、私たちが北海道の酒を決めるわけではありません。 新しくできる蔵も含めて、 いろいろな造り手がそれぞれの考えで酒を造り、 その集合体として これからの北海道の酒がつくられていく。 だからこそ私たちも、 100年以上この土地で酒を造ってきた蔵として、 自分たちなりの「北海道の酒」を きちんと提示し続けなくてはいけないと思っています。 ToyTouで生産者さんのところまで行ったことも、 北海道の米について書いたことも、 裏ラベルからNoteにつないだことも、 東京でパンフレットを配ったことも、 全部そのための小さな積み重ねです。 北海道の酒の認知を広げるなら、 今なのだと思います。 北海道のお酒を飲んでもらうだけではなく、 その向こうにある米や土地、人まで知ってもらう。 そしていつか、 「北海道って、日本酒も面白いよね」 と自然に言ってもらえる地域にする。 そのために今、私たちができることを 積み重ねていきたいと思っています。 ![]() 北海道の酒は、どこから来るのか。#3|五色彩雲(ゴシキノクモ) ![]() 北海道の酒を支える風景 産地訪問編 ![]() 北海道の酒は、どこから来るのか。#1|五色彩雲(ゴシキノクモ) 」」」」」」」」」」」」」 SNS情報 」」」」」」」」」」」」」」 ● 福司酒造 製造部(公式)Twitter: @fukutsukasa_ ● 醸し屋のInstagram : @fukutsukasa.kazuma ■五色彩雲ブランドページ URL:https://goshiki-no-kumo.com/ ■五色彩雲Noteページ URL:https://note.com/goshiki_no_kumo ![]() ■ 採用情報はコチラから 五色彩雲シリーズのお取り扱い店舗はコチラからどうぞ。 |
| 2026.10.05 |
清酒という枠を、もっと広く使いたい。
皆さん、お久しぶりです。
無事に「若手の夜明け」から帰ってきました。 計5日間のうち、私たちは前半の2日間に出店。 1日は雨が降るという状況にもかかわらず、 多くのお客様にブースへお越しいただきました。 うれしかったのは、 「これを探してきました!」 とToyTouを指名して来てくださる方が それなりにいらっしゃったこと。 SNS等で告知や宣伝するって・・・・ 大事なんですね(笑) ![]() 今回のイベントでは、 私たちが参加するようになって初めて、 酒屋さんとの商談ができる時間が設けられました。 正直、新しい酒屋さんが たくさん私たちのブースに来たというわけではなく、 今お取引している酒屋さんが ご挨拶に来てくださいました。 驚いたのが、北海道のお酒屋さんも何軒かお越しになっていたこと。 ある意味、心強かったですね! 一般のお客様も、コアな私たちのファンという方が多いわけではなく、 「ちょっと気になって」 と来てくださった方が大半でした。 ピーク時には多くの方がブースに集まってくださり、 何組か待ちきれず他のブースへ行かれてしまうこともありました。 そこは残念だったなと思いながらも、これも巡り合わせ。 とにかく目の前のお客様としっかりお話しするようにしています。 そして今回、私たちの強みと弱みは ある意味、表裏一体だなと感じました。 五色彩雲では、福司とは異なる酒質を意識しています。 いわゆる日本酒の王道的な価値軸だけではなく、 少しその外側まで意識した酒質設計です。 研ぎ澄まされたきれいな味わいだけではなく、 「米」という原材料からどれだけ多彩な味わいを生み出すことができるのか。 そちらに少し振っているブランドです。 そういう意味では、クラフトサケの考え方とも 近いところがあるのかもしれません。 クラフトサケでは、 米を原料としながら副原料なども使うことで、 日本酒とは違った表現に挑戦しています。 そのため酒税法上は「その他の醸造酒」という区分になります。 一方で私たちは、「清酒」という分類の中で酒を造っています。 だからこそ、日本酒という枠の中で、 まだ何ができるのだろう?と考えています。 米を原材料にしたお酒と考えたとき、 まだまだチャレンジできることはあると思っています。 日本酒には、雑味を減らし、きれいに研ぎ澄ませていくという 一つの大きな価値軸があります。 その技術を突き詰めてきたからこそ、 現在の日本酒の品質がある。 一方で、その価値軸とは違う方向にも まだ表現できるものがあるのではないか。 それを探ることも、清酒を造る免許を持っている企業として チャレンジしていきたい部分です。 ToyTouも、今まで私たちが日本酒造りの中で あまりしてこなかった考え方を取り入れた、 初めてのチャレンジです。 結果的に、味わいに膨らみというか、厚みというか、 そういったものが生まれたと思っています。 もちろん、まだまだやりようはあります。 今シーズンのAshiriも、 今までとはまた少し変えています。 実は2つの味わいのレイヤーを重ねることで、 より複雑な味わいを目指しました。 味わいを一枚の紙に例えるなら、 2枚を重ねることで、色や模様が変化するようなイメージ。 搾った後にアッサンブラージュするのではなく、 一つの発酵の中でそれを行う。 そこが今回のAshiriの特徴です。 実際に昨年度のAshiriを知っている方からも、 「酸の構成がより複雑になっている」 と気が付いていただけました。 ただ、こういうお酒を 今までの「日本酒らしさ」という物差しだけで 説明しようとすると、やや難しい。 清酒という枠から出ようとしているわけではありません。 むしろ、清酒という枠の中を もう少し広く使ってみたい。 今までならネガティブに捉えられていた味わいや要素も、 見方を変えれば個性になるかもしれない。 そんな考え方で、 五色彩雲では新しい部分を探っています。 だからこそ、分かりやすくないという弱みもある。 でも、それが五色彩雲の 面白いところでもあると思っています。 そして正統派の「清酒」は、福司がしっかり担う。 こちらはこちらでもっと強化していきたい。 「こういう酒も造れるんだ!」 と、いつか皆さんを驚かせたいですね。 ![]() ![]() 北海道の酒は、どこから来るのか。#3|五色彩雲(ゴシキノクモ) ![]() 北海道の酒を支える風景 産地訪問編 ![]() 北海道の酒は、どこから来るのか。#1|五色彩雲(ゴシキノクモ) 」」」」」」」」」」」」」 SNS情報 」」」」」」」」」」」」」」 ● 福司酒造 製造部(公式)Twitter: @fukutsukasa_ ● 醸し屋のInstagram : @fukutsukasa.kazuma ■五色彩雲ブランドページ URL:https://goshiki-no-kumo.com/ ■五色彩雲Noteページ URL:https://note.com/goshiki_no_kumo ![]() ■ 採用情報はコチラから 五色彩雲シリーズのお取り扱い店舗はコチラからどうぞ。 |













