蔵の仕事と並行して、今月ある講演会の資料を作っています。
講演会って、聞く側のときはいつも思うんですよね。
どうやってこんなに分かりやすくて、
印象に残る話を組み立てているんだろう、と。
資料の作り方もそうですが、
話のうまい人って
「どこから話を組み立てているのか」が気になります。
醸し屋はというと、日本酒が好きな人に話すのは得意です。
でも、興味のない人に面白く伝えるのは正直あまり得意ではありません。
どうしても酒造りの話に熱が入ってしまって、
置き去りにしてしまいがちです(笑)
このブログも、おそらくお酒好きな人向けの内容が多いと思います。
そんな中で今回の講演では、
なるべく広い人に伝わるように
・お酒の起源
・そしてこれからの日本酒の話この流れで構成しようと考えています。
その中で伝わればいいなと思っている一つが
日本酒の「世界への可能性」です。
まず、日本国内で見れば消費は減少傾向です。
人口減少や、ソバーキュリアス(飲めるけど飲まない)といった価値観の変化。
これはもう時代背景として、受け入れるしかない部分です。
一方で、海外に目を向けると少し見え方が変わります。
日本酒の輸出はこの10年で約4〜5倍。
現在は400億円規模まで伸びています。
ここだけを見ると
「もう伸び切ったのでは?」と思うかもしれません。
ただ、世界全体で見ると話は違います。
例えばワイン。
フランス1国の輸出額だけでも約2兆円と言われています。
しかもワインは、ほとんどの国で造られている酒です。
それに対して日本酒は、
ほぼ日本でしか造られていない酒。
つまり、
👉 「飲む人が増えれば、そのまま市場が広がる酒」
とも言えます。
さらに、こんなデータがあります。
アメリカで消費されているアルコールの中で、
日本酒が占める割合。
0.2%。これは世界全体の話ではなく、
あくまでアメリカという一市場の話ですが、
それでも“ほとんど飲まれていない”と言っていい数字です。
つまり、日本酒は
👉 「すでに広がりきった酒」ではなく
👉 「まだこれから広がる可能性を持った酒」
とも言えます。
ただし、当然課題もあります。
その一つが原料。
北海道は土地はあるものの、
酒米を作る人は減少しています。
仮に海外需要が大きく伸びたとしても、
供給には限界がある。
それでも、まだ日本酒業界に光はあると思っています。
その可能性にどこまで手を伸ばせるか。
(手を伸ばさなきゃつかめない。)
それを探るのが、五色彩雲の役割です。
世界の基準で見たときに、
私たちはどんな酒が造れるのか。
そこに向き合うためのブランドです。
一方で福司は、ローカルを極めていく酒。
地元の人が日常で飲み続ける酒です。
海外を見据えた酒質と、
地元に根付く酒質はイコールではありません。
だからこそ、ブランドを分けています。
地域性を深めていく福司と、
北海道から世界を見る五色彩雲。
この両輪で、
次の時代に釧路の酒蔵を残していく。
そのために、今福司は動いています。▼▼▼ Noteでの記事もよかったら読んでみてください。

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