1週間ほど前のこと

この夜の魚介とワインKさん、入り口に貼り紙が

「本日貸切」と貼られたドアガラスの向こうに、黄色服の人影が見えます

余市にあるワイナリー ドメーヌ・モンの山中敦夫さんとKスタッフがワイン会の準備中
KONシェフも山中さんとワインの状態を確認しています

カウンターにずらりと並ぶ、山中さんの丹精したワインたち
左から
モンルージュ カストゥグラン 2018
ドングリ 2018(2本)
モンルージュ カストゥグラン 2019(2本)
ドングリ 2019(2本)

定刻の19時を過ぎ、いよいよワインが注がれます

乾杯のワインは、有機栽培ナイアガラ100%で造られた発泡性のペティアン「モンペ 2020」
天候に恵まれワイン用ブドウの当たり年だったという2020年、ナイアガラ特有の良い香りとすっきりとした飲み口で、お値頃なこともあって私も大好きなワインのひとつなのです

厚岸カキキン中嶋さんのカキえもん

モンペの後に供されたケルナーの微発泡「モンケルン」
もともとは余市のふるさと納税返礼品用に作ったものだそうで、地元余市以外では販売していないとのこと
生牡蠣ととても合って素晴らしく美味しいです!

ツブ柔らか煮

昨年のワイン会に引き続き登場したモンガク谷ワイナリー
10Rで醸造した2017年のモンガク谷で、ピノノワール主体の混醸辛口白ワインです



登醸造のセツナウタ2019



ブラインドで供されたワイン
とても華やかで特徴のある香り、「妖艶なボジョレーヌーヴォーのよう」との声が聞こえます
正体は、セミ マセラシオン カルボニックで仕込まれたメルロー、その名も『モンロー』!
仕込んだのは2樽、ボトル500本少々の製造だそう
味わえて、幸せです

あん肝

モン ルージュ カストゥグラン

ズワイガニのパスタ

そして、ドメーヌ・モンのフラッグシップワイン!
生唾をゴクリとのんでしまうほど、魅惑的な色あいです

自社畑のピノグリで仕込んだ「ドングリ」
飲み頃は3,4年ほど経ってからだそうで、味わいが「春・夏・秋・冬」と四季のように熟成によって変化するのを楽しんでもらいたい、とのこと

まだ若いドングリなのでデキャンタで供されます


お肉に合わせてモンルージュ カストゥグラン2019を
この2019はピノグリのヴィナッチャとともに仕込んだのだそう
このワインも本当に美味しいです

山中さんのドメーヌ・モンと余市のワインを存分に堪能しました

最後に、もう1本

魚介とワインKのKONシェフが大事に保管していたドメーヌ・タカヒコのナナツモリ2017
デンマークにあるレストラン、あのノーマにオンリストされたワインそのものです

ドメーヌ・タカヒコで研修した山中さんが、師匠のその貴重なワインを注いでくれます


釧路でこのようなワイン会が開かれるのも、このお二人の御尽力によるもの

素晴らしい夜を、ありがとうございました!

この夜限定で購入(ひとり1本)できたモンケルンを手に、幣舞橋で記念撮影
※ このモンケルンは魚介とワインKさんで味わうことができますよ~